米俵マラソン今年も中止 飯島

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飯島町で毎年秋に開かれる米俵マラソンの実行委員会は11日までに、新型コロナウイルスの感染リスクを考慮して昨年の第8回大会に続き、中止することを決定した。

米俵を担いで健脚を競うユニークな大会で、住民有志が実行委員会を組織して開催。古くから稲作が盛んな地域性を生かした「ご当地マラソン」として人気を集め、大会をきっかけに飯島町の米俵の制作技術が大相撲の土俵作りに生かされるなど、多方面に効果が波及している。

一昨年の第7回大会は、北海道から九州まで過去最多の901人が出場。中止の第8回大会では代替として、インターネット動画配信による疑似体験の大会「VR大会2020」を開いた。

実行委は規模を縮小して今年の大会開催も模索したが、タイムや順位だけでなくおもてなしを重視する取り組みの中で、現状では困難と判断。1年間かけてどのような開催ができるか検討することにした。

久保島巌実行委員長(74)は「無観客などの規制をすると、大会の意義がなくなる。町民が歓迎して受け入れられる環境にないと、開催は難しい。全国から訪れるランナーが町に親しみを持ってもらえるよう、触れ合いを大切にした大会として改めて来年以降の開催に向けて準備したい」と話した。

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