岡谷の長野道 高架橋の改良7月着工

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大規模改修工事が予定されている長野自動車道の高架橋(岡谷市)。高架橋下では改修工事に伴う公園の更地化が既に進められている

中日本高速道路は7月、岡谷市の長野自動車道で高架橋の改良工事に着手する。1986年の供用開始以降初の大規模改修で、工期は2028年3月までの7年間に及ぶ。関連工事として市が高架下公園を閉鎖し同所の更地化を既に進めており、今後、通行量の多い市道6号(天竜川通り線)などで長期間の交通規制も予定。市民生活へのさらなる影響が予想される。

改良工事は中日本高速道路が進める高速道路リニューアルプロジェクトの一環として実施し、岡谷市川岸東と同市成田町をまたぐ高架橋(2146メートル)が対象区間。橋脚19基の高さは約50メートル。橋の上下部分を改修するほか、掘削を伴う基礎構造の改良で橋脚の耐震を補強し、阪神淡路大震災や東日本大震災規模の地震にも対応できる耐震性を備えた橋にする。

道路の通行止めなどは市道の6号(天竜川通り線)、岡谷276号、119号(成田町線)、岡谷695号、歩行者専用通路の岡谷696号で行う。6号は辰野町方面から諏訪市や下諏訪町方面に向かう車がよく利用するが、来年7月から通行止めや片側交互通行となる見通し。通勤利用等で車の通行が多く、近隣市町村の住民の交通状況にも影響が出る。

地下埋設の上下水道やガス管を移設する予定の箇所もあり、中日本高速道路と岡谷市は工事の影響を受ける岡谷、橋原、三沢の3区に通知を回覧。近隣住民に理解を呼び掛けた。同社は「住民の理解を得ながら進めたい。協力をお願いします」と話している。

一方、市が独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構から土地を借りて管理する高架下公園の更地化に関しては、住民の声を受け、公園敷地の樹木のうち現時点では工事に支障がないと判断された一部の桜の木は当面の間、残されることが決まった。同公園は4月から構造物撤去などの作業が進み、更地化後は橋改良工事の作業ヤードとして資材置き場などに使われる。

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