血液の検体検査迅速化 諏訪日赤に新装置

LINEで送る
Pocket

新たに導入された生化学自動分析装置=諏訪市の諏訪赤十字病院の検体検査室

諏訪赤十字病院(諏訪市)は、血液の検体検査をする「生化学自動分析装置」を更新した。約10年使用していた既存の装置の老朽化に伴って後継機を導入。検体前処理システムなども併せて導入し、大幅に手作業が自動化したため、救急医療をはじめとした検査の迅速化に一役を買っている。

既存装置は老朽化で測定にばらつきが見られ、迅速な対応に支障をきたしていた。後継機は昨年9月に導入し、同院で実施する血液検査のすべてを担っている。救急患者にも対応するため、365日24時間体制で稼働できるよう2台あり、1時間につき1台で最大2000項目の検査ができる。

検体前処理システムでは、以前は手作業だった部分が自動化されたり、個人名から探すしかなかった保存用の検体がIDで管理できるようになったりしたという。購入費用は一式で1億780万円。このうち4000万円は一般社団法人日本損害保険協会(本部・東京)による昨年度の交通災害等救急医療機器整備事業の寄付金を活用した。

臨床検査技師長の村澤英樹さん(56)は「分析装置は検査の心臓部分のようなもので、救急現場にとって欠かせない。作業が効率化して助かっている」と話した。

おすすめ情報

PAGE TOP