楽しく竹炭作り 原村で体験会

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なたを使って竹を半分に割る親子たち。両手いっぱいに抱えて無煙炭化器(右奥)の近くまで運んだ

放置竹林の問題を地域と協働で解決するプロジェクトを始めた工務店の「アトリエデフ」(上田市)は15日、原村の八ケ岳営業所で竹炭作りの体験会を開いた。茅野、富士見、原の3市町村などから定員いっぱいの15人が参加。富士見町葛窪の竹林整備で出た竹を割り、無煙炭化器に入れるまでの工程を体験し、竹灯籠づくりにも挑戦した。

「たのしく竹林プロジェクト」と銘打った活動。参加者は間伐竹をのこぎりで長さ40~50センチに切ると、なたを持って竹割りに挑戦。小気味よい音を立てながら半分に切り裂き、小さな子たちも両手いっぱいに抱えて無煙炭化器の近くまで運んだ。

17日頃には竹炭が完成する見込みで、土壌改良剤に用いるほか、消臭・調湿用などに使いたいという参加者の希望にも応える。

放置竹林は、需要の減少や地主の高齢化などで全国的に増加。強い繁殖力で里山の姿や生態系を変えてしまう恐れがある。同社では竹の循環利用に向け、住民と協働で竹炭パウダーなどを使った商品づくりにも着手。環境事業チームの植松和恵さんは「こうした場で人がつながり、製品や食材として暮らしの中に竹が広がって、新たな仕事も生まれていけば」と話していた。

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