辰野町寺子屋シアター 市民演劇公演へ準備

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手作りの市民劇への参加を呼び掛ける寺子屋シアタープロジェクトのメンバー

辰野町で創作劇や地域文化の魅力発信に取り組む有志団体「辰野町『寺子屋シアター』プロジェクト実行委員会」(垣内彰代表)が、11月6、7の両日に同町平出の高徳寺で行う演劇公演「樋口次郎兼光(仮題)」に向け準備を進めている。プロ劇団の支援を受け、地域から役者や運営スタッフを集めて市民演劇をつくり上げる企画。今月23日に町内で練り歩きやワークショップを行って周知し、仲間の輪を広げていく。

公演は、平安期に木曽義仲に仕えた四天王の一人で、町内に墓所がある樋口次郎兼光を主人公として扱う。NPO法人劇空間夢幻工房(長野市)の青木由里理事長が脚本と演出、団員の青木賢治さんが兼光役を務めるほか、役者や会場設営、案内係などスタッフは町内外から希望者を募る。高徳寺の本堂で初日は夜、2日目は昼間に公演する。長野日報社など後援、県の地域発元気づくり支援金事業。

準備段階では、23日に青木さん扮するよろい武者姿の兼光と足軽たちが、法螺と拍子木の音に合わせて平出区旧道―樋口コミュニティセンター間を練り歩き、住民らへチラシを配る。続いて同センターでワークショップを開き、企画を説明する。

6月12、19日には荒神山公園のパークセンターふれあいで、スタッフの顔合わせや子どもの剣舞ワークショップを実施。予約不要で、関心のある人は誰でも参加できる。その後、20回ほどの稽古を経て本公演に臨む。

実行委は2019年結成。20年に公演を行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で中止に。代替企画でDVD観劇のドライブインシアターを開くなどして思いをつないだ。今年は感染防止策をとった上で、念願の公演を行うことにした。

同工房の青木理事長は「兼光と家族の人間模様を中心に物語を描こうと考えている。演劇は難しくない。世代を超えて一つのものをつくる喜びを味わってほしい」と話す。

垣内代表は「演劇で地域への愛着、人のつながりを生み出したい。コロナ禍に負けず地元を挙げて盛り上げていければ」と意気込んでいる。参加希望、問い合わせは垣内代表(電話090・2415・7405)へ。

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