諏訪湖スマートIC起工 関係者ら安全祈願

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くわ入れをする事業主体の代表者たち

諏訪市と岡谷市にまたがる中央道諏訪湖サービスエリア(SA)への諏訪湖スマートインターチェンジ(仮称、IC)整備事業の起工式が18日、諏訪湖SA西側の諏訪市豊田地籍で開かれた。両市と県、中日本高速道路、地元の諏訪市有賀区と岡谷市小坂区、工事関係者ら約40人が出席して工事の安全を祈願。県内にあるスマートICは現在7カ所で、諏訪湖スマートICは2024年3月の供用開始を目指す。

事業主体は4団体。諏訪湖SAへの接続部分を中日本高速道路が整備し、アプローチ道路は上り線側の延長580メートルを諏訪市、下り線側の延長90メートルを岡谷市が建設する。アプローチ道路から諏訪湖畔の県道岡谷茅野線(岡谷市小坂区)までのアクセス道路(延長1.4キロ)は県が整備。供用開始後、諏訪市側の有賀峠(県道諏訪辰野線)まで約1キロの整備を続ける予定だ。

事業費は県(延長1.4キロ区間分)が約25億円、諏訪市が約10億円、岡谷市が約1億円、中日本高速道路が約23億円。両市によると、用地取得率は諏訪市側が98%、岡谷市側が50%という。

工事は諏訪市担当区間から始まり、秋以降に県が諏訪湖側からアクセス道路の工事に入る。今年度中には全区間が着工する予定だ。諏訪市担当区間は詳細設計を長野技研諏訪支店(諏訪市)、施工をスワテック建設(同)、施工監理を長野県建設技術センター(長野市)が担当する。

起工式で、諏訪市の金子ゆかり市長は、諏訪湖周でサイクリングロードの整備が進んでいることに触れ、「このタイミングでスマートICが整備できることに未来を感じる。愛される道路として発展していけるように皆さんと一緒に取り組みたい」とあいさつ。宮下克彦県議が「コロナ禍の諏訪湖周に希望の光となる事業だ」と期待を寄せた。

スマートICの1日当たり交通量は上下線合わせて3600台を見込む。諏訪湖周で高速道路への所要時間が短縮し、観光振興や産業発展、救命率の向上、災害時の緊急物資輸送といった効果が期待されている。

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