新型コロナ 上伊那5市町村レベル5

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県は20日、上伊那圏域のうち伊那、駒ケ根、箕輪、南箕輪、宮田の5市町村の新型コロナウイルス感染症の感染警戒レベルを「4」(特別警報1)から「5」(同2)に引き上げた。期間は6月5日まで。上伊那圏域では19日まで1週間の新規感染者が人口10万人当たり22.27人とレベル5の基準(同20.0人)を上回っており、特に感染拡大が顕著な5市町村を「5」とした。5市町村で酒類の提供を行う飲食店などに対する営業時間短縮を要請する方向で検討しており、21日の対策本部会議で決定する。

上伊那圏域の市町村が「5」に上がるのは初めて。人口10万人当たりの新規感染者数は13日まで1週間が10.02人だったのに対して、19日まで1週間は22.27人と倍増した。5市町村別では19日まで1週間で伊那市30.36人、駒ケ根市21.99人、箕輪町8.02人、南箕輪村31.86人、宮田村46.32人。

このうち箕輪町は低い数値だが、隣接市町村と生活圏が一体のためとして「5」の対象に加わった。中川村は同21.82人と「5」の基準を超えているが、実数が1人で生活の拠点が村外にあるため対象からは外れた。

上伊那圏域の感染状況について会見で説明する阿部知事=20日、県庁

県のまとめによると、19日まで1週間の上伊那圏域の感染者40人のうち20人が感染経路不明または調査中。このうち感染経路不明は全体の23.1%で全県の10.7%と比べて倍以上となっている。さらに感染力が強いとされる変異株のスクリーニング検査でも19日までの1週間に検査した12人中11人の陽性を確認。

感染警戒レベルは県が独自に6段階で設定。上伊那圏域は4月13日に「4」に引き上げた後、5月10日に「3」に引き下げたが、18日に再び「4」に引き上げていた。

阿部守一知事は20日の会見で全県の新規感染者数について、多くの人の動きがあった大型連休の影響が現れて高止まりしている状況と指摘し、県民に「重要な局面なので協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

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