藩校教育の精神受け継ぐ 高遠閣で進徳館の日

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高遠城址公園内の高遠閣で開いた第27回「進徳館の日」

伊那市高遠町の旧高遠藩の藩校「進徳館」の教育を現代に受け継ぐ第27回「進徳館の日」は22日、高遠城址公園内の高遠閣で開いた。式典や記念講演を通じ、「実学」を重視した進徳館教育がどのように現代につながっているのかを考える機会にした。

進徳館の日は進徳館教育を改めて見直し、その精神を現代に生かしていこうと、旧高遠町時代の1995年に藩学の祖、阪本天山生誕250年、進徳館開校135年を記念して創設された。

式典には約80人が参加した。高遠中学校の山﨑茂則校長による「実学の精神を基軸とする学びの構築」と題した基調講話では、「高遠の学」から導かれたとする学校教育目標「学則得」についての説明や実学の精神を大切にした同校学習の取り組みなどを紹介。「江戸末期から明治初めの学びが令和の学びにつながっていると考える」とした。

学習発表では、高遠高校芸術コース書道専攻3年の生徒(18)が書道から学んだことについて発表。日々の作品制作活動や地域の小・中学生との書き初め交流などを通じて「諦めないことを学んだ」とし、「何か考え仲間と一緒に行動し、乗り越えていくことが大切」と述べた。

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