御騎馬奉納へ所作確認 足長神社御柱祭

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足長神社御柱祭に向け立傘と草履取りの練習に励む四賀小児童と若者ら

足長神社御柱祭に向け立傘と草履取りの練習に励む四賀小児童と若者ら

諏訪市普門寺区御騎馬保存会は11日の足長神社御柱祭里曳きで、市無形民俗文化財の騎馬行列を奉納する。諏訪地方各地にある騎馬行列の元祖で、ゆったりとした所作が特徴の凱旋騎馬を披露する。練習は大詰めを迎え、役につく四賀小児童と若者の40人が所作や芸の最終確認に余念がない。

諏訪大社上社御柱祭で御柱の護衛とお迎えを務めた騎馬行列は、明治の廃藩で途絶。上桑原村(現在の四賀桑原、普門寺、細久保、武津)は行列が無くなったことを惜しみ、1872(明治5)年に少年騎馬を足長神社に奉納したのが始まり。

御騎馬は大長刀を持つ力士を先頭に、色傘、挟箱、伊達槍、御小姓、少年大将(殿様)を乗せた馬、立傘、草履取りなど総勢80人長さ100メートルの行列になる。7月5日から週3、4日、夜に四賀保育園で練習を重ねてきた。

参加する小学生は2年生から6年生までの10人で殿様、御小姓、草履取りを務める。草履取り役は6年生で、波多腰遥乃さん(11)は家でも草履を天に放って受け取る練習をしていると話し、「毎日練習してキャッチ できるようになりうれしい。当日は完璧にできるように して盛り上げたい」。霧ケ峰で乗馬の練習したという殿様役の2年生の菊池海斗君(7)は「殿様になるのが楽しみ。衣装を着てかっこよくやりたい」と意気込む。

11日は午前7時30分に武津公民館を出発し、4地区を回る。殿様が馬から降り御騎馬を奉納する「下馬落し」は神社石段前で午後0時30分から。同5時まで各地区の家庭も回る。9日はリハーサルと地区内事業所に所作を披露する。

保存会の小松三千夫会長(68)は「御騎馬をみなさんが楽しみにしている。地区を明るく元気にして、御柱祭を盛り立てたい」。前回は男子児童がすべての役についたが今回は女子も多数参加。「6年経つと状況は変わるが、地区の伝統を守っていきたい」と話していた。

足長神社御柱祭は10、11の両日、行われる。

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