先祖が着た裃 下諏訪本陣岩波家土蔵で発見

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発見された裃を手にする岩波当主

下諏訪町横町の下諏訪宿本陣岩波家(岩波太佐衛門尚宏当主)の土蔵から、江戸時代に岩波当主の先祖が着ていたとみられる裃が見つかった。色味を抑えた青、淡い青緑、黄みの深い赤褐色の3点で、同家の家紋である「千切り」があしらわれている。

3点のうち、色味を抑えた青色の裃は上下約140センチ、左右約70センチ。現在、主屋に飾っている。岩波当主は「諏訪のお殿様にお会いになる時などに日常的に着ていたものではないか」と話す。

同家の家譜によると、岩波家は江戸時代に17代当主尚方の時に下諏訪宿本陣の問屋役(宿場の業務の統括)を命じられ、元禄元年(1688)年から明治維新(1868年ごろ)まで務めたとされる。見つかった裃はこの間の先祖が着ていたとみられる。

28代目となる尚宏・現当主が土蔵の整理をしていた20日に発見した。詳しいことはまだ分からず今後調べていく方針。「江戸時代のご先祖様が登城の際に着ていたのだろうか。長い年月を経てこうして出てきたことに何か不思議な縁と歴史的なロマンを感じる」と話していた。

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