デジタル化は身近から 未来都市構想セミナー

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「市民の使いやすさという視点でデジタル化を考えて」と話す工藤さん

茅野市は24日夜、デジタル化時代のまちづくりを考える「茅野・未来都市構想セミナー」を茅野市民館で開いた。外資系コンサルティング会社「アクセンチュア」の工藤祐太さんが「市民・地域主導によるデジタルイノベーション-地方創生を加速するスマートシティ会津若松」と題して講演。地域でのデジタル化の進め方について「身近なところから始めることが大事」と強調した。

福島県会津若松市は茅野市と同様に内閣府の国家戦略特区「スーパーシティ構想」に応募している。会津若松市に移住してデータ活用による産業創出に大学や企業、行政などと連携して取り組む工藤さんを講師に招いた。先端技術を生かして持続可能なまちづくりを進める「スマートシティ」の内容を説明した。

工藤さんは「今までの産業を生かしつつ、少しずつ形を変えながらデジタル社会をつくることが大事」と述べ、サービス提供側ではなく利用者(市民)側の視点を持つことが必要と指摘した。生産年齢人口減少に伴う個々の企業の人手不足に対応するため、設備や人材投資を地域で共有化してコストを下げ、生産性の高いサービスに力を入れるべき-とした。

終盤は市内の若手事業者らを交えた意見交換を行い、工藤さんはデジタル化では使えない人はどうすればよいかという議論になりがちになるとし、「身近なところから少しずつ変えていくことが重要」と語った。

茅野市が応募したスーパーシティ構想については今井敦市長や統括責任者「アーキテクト」を担う諏訪中央病院の須田万勢医師が説明した。新型コロナウイルス感染防止へ入場を制限し、約40人が来場。市によると、470人ほどがライブ配信を視聴した。

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