諏訪圏FC15周年 秋に記念事業

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映画やドラマなどの撮影誘致と支援を通じて地域の魅力発信に取り組む諏訪地方観光連盟諏訪圏フィルムコミッション(FC)が今年度、発足15周年を迎える。FCはパネル展や上映会などの記念事業を計画していて、諏訪6市町村と地域住民が協力してロケを受け入れてきた歩みを振り返り、FCの事業効果と可能性を再確認する機会にする。

FCは、諏訪市が先行して取り組む形で2003年に市観光課内に設置。初の本格的な映画ロケとなった「いま、会いにゆきます」(04年)の成功を受け、広域的に推進しようと06年に現在の「諏訪圏フィルムコミッション」に名称を改め、諏訪地方観光連盟の運営に移管。フィルムコミッショナーの宮坂洋介さん(42)が制作者と地元関係者の橋渡し役を務めてきた。

20年度の撮影支援件数は53件(前年度比2件減)、ロケ延べ日数は111日(25日減)と、新型コロナウイルスの影響を感じさせない例年並みの実績を上げた。ジャンル別だと映画6件、ドラマ4件、テレビ番組3件、CM12件、その他28件だった。

撮影関係者の延べ宿泊数は約3000泊で、日帰り撮影の増加や滞在時間の短縮、来訪人数の縮小で前年度を約2160泊下回った。宿泊費や食事代、ロケ地使用料などの直接的経済効果は約4160万円。前年度より約3000万円減った。一方、諏訪地方で撮影された映画「砕け散るところを見せてあげる」が今年4月に全国公開され、話題を集めている。

15周年記念事業は、FC15年の歩みを振り返る映画ポスターやサインのパネル展をレイクウオーク岡谷(岡谷市)で開く。諏訪地域で撮影された映画のリバイバル上映や、映画の楽しさを伝えるイベント上映会を岡谷スカラ座(同)で行う。時期はいずれも10月か11月ごろ。記念グッズの無料配布も検討している。

FCは「協力していただいた地域の皆さんに感謝し、FC活動の周知や過去に諏訪地方で行われた映画やドラマの情報発信を強化することで、シビックプライド(地域に対する誇り)を醸成したい」と話している。

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