県に新型コロナの一体対策要望 上伊那3町村

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竹村浩一郎局長(左)に要請書を手渡す辰野町、飯島町、中川村の3首長=26日、伊那市の県上伊那地域振興局

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、上伊那5市町村が県の警戒レベル「5」に引き上げられたことを受け、辰野町、飯島町、中川村の3町村長は26日、5市町村と同等の対策が講じられるように求める阿部守一知事あての要望書を県上伊那地域振興局の竹村浩一郎局長に提出した。これに対して阿部知事は関係部局と調整し、3町村に対してもレベル「5」区域に準じた事業者支援に関わる交付金を拠出する方針を決めた。

交付金はレベル「5」の引き上げに伴い、影響を受ける事業者数に応じて区域となる自治体に拠出される。県産業労働部は3町村への交付について「来週中に詳細をまとめる」としている。

長野日報社の取材に対し、竹村局長は「3町村でも5市町村と同様に非常に厳しい状況が確認されたことへの対応」と説明。飯島町の下平洋一町長は「県の素早い対応に感謝する」と話した。

下平町長は5町村のレベル「5」引き上げなどを受けて、町内事業所への訪問活動を展開。予約の取り消しが相次ぐなど飲食店の窮状に直接触れる中で県へ支援を求めていく考えを固め、同様の状況にある辰野町、中川村も同調した。

下平町長、武居保男辰野町長、宮下健彦中川村長が伊那市の県上伊那地域振興局を訪れた。レベル「5」区域外の3町村も5市町村と同じ生活・経済圏にあり同等の影響が出ていると窮状を訴え、上伊那圏域で一体的な対策が図られるよう要望。武居町長は「今までも上伊那は 一体で取り組んできた。地域の感染を抑える中で経済対策も一体的な支援が必要」、宮下村長も「3町村も5市町村と同じ行動様式にあり、県も前向きに理解してくれたと思う」と話した。

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