上伊那の小学校春の運動会 規模縮小や延期

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春の運動会に向けて、集団行動「マスゲーム」で行進に取り組む児童たち=高遠小

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、上伊那地方の多くの小学校は昨年に続き、春の運動会の見直しや延期を余儀なくされている。感染警戒レベルが引き上げられる中、5、6月に開催する学校では感染リスクのある密集、接触を避ける種目に絞るなどして規模を縮小。来場者を制限するなどの対応も行う。新型コロナの収束が見通せない中で、学校行事と感染防止との両立に腐心している。

伊那市教育委員会によると、市内全15校が例年春と秋に分かれて運動会を開催。対応は各校の判断に委ねている。今年度は春に予定していた7校のうち、2校が1カ月ほどの延期や秋への先送りを決めた。

高遠小は29日に半日の日程で開催する。競技数を急きょ減らして当初より30分短縮。密集を避けるため綱引きを中止し、4人一組で行う「大玉運び」などを取り入れた。高学年は恒例の組み体操に代わり集団行動「マスゲーム」で行進を繰り広げる。観覧は各家庭2人までに制限する。原文章校長(60)は「子どもにとって大きな学校行事。成長の場であり、感染対策を徹底して実現させたい」と話す。

同じく29日に開く西春近北小では、接触が避けられないとして騎馬戦を見送った。会場では大声を張り上げる応援合戦を取りやめ、拍手で仲間にエールを送る。プログラムは2学年ずつ三つに分けて行い、合わせて観覧席の保護者を入れ替える。

このほかの市町村では、飯島町の1校が6月5日、辰野町の5校が5月29日から6月5日にかけて行う。南箕輪村の南部小は5日から18日に延期し、「体育発表会」として連学年ごと分散開催する。箕輪町の箕輪中部小、箕輪東小は延期を決め、宮田村の宮田小と、駒ケ根市の赤穂南小、中沢小、東伊那小は秋に変更した。

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