棋士テーマ作品展あすから 辰野美で荒川さん

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荒川由貴さんが女流棋士の対局を色鮮やかに描いた大作の「華麗なる勝負師の物語 海」

辰野町荒神山公園の辰野美術館は5日から、企画展「荒川由貴展~華麗なる勝負師の物語」(長野日報社など後援)を開く。日本画家の荒川由貴さん(41)=東京=が、将棋の棋士をテーマに描いた日本画と水彩画60点余りを展示。色彩に満ちた描写によって、勝負に生きる棋士たちの世界を華やかに表現した作品が見ものだ。

荒川さんは2014年から、親交の深い棋士たちを描いたシリーズ作品「華麗なる勝負師の物語」を制作中。今回は、人気棋士の佐藤天彦九段を辰野町に招いてイベントを開くなど、地域の将棋熱を盛り上げている関係者との縁があって作品展が実現した。

展示作品は最大120号サイズで、羽生善治九段と森内俊之九段の対局場面や加藤一二三九段が笑顔でたたずむ肖像画などがある。岩絵の具で真剣勝負に挑む棋士たちを表情豊かに描いたほか、背景に打ち寄せる波や城郭を組み合わせて緊張感を演出。金箔や銀箔を張り、太陽や富士山を輝かせる技法も目を引く。

同館の川島周学芸員は「棋士の個性ある表情のほか、着物や背景の色使いも多彩で、将棋に詳しくない人でも一つの美術として楽しめる。ぜひ足を運んで」と話している。

展示は午前9時~午後4時30分。月曜休館。荒川さんと佐藤九段のトークショー(19日同館、要予約)や佐藤九段の指導対局(19日同館、20日辰野町民会館で2回ずつ、各回6人、参加費3000円)など関連企画も。指導対局は5日午前9時から、辰野美術館で予約を受け付ける。

申し込み、問い合わせは同館(電話0266・43・0753)へ。

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