市制施行80年で写真展 諏訪市博物館

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明治・大正時代から平成までの市内の写真が並ぶ特別展。来館者は学芸員の解説を聞き、じっくり写真を眺めていた

諏訪市博物館は、市制施行80年を記念した特別展「写真で振り返る諏訪市の80年」を開いている。主に大正末期から平成までの市内の写真など約140点を展示。当時の風景や人々の営みが切り取られ、移り変わるまちが見て取れる。5日は展示解説があり、参加者5人が写真を興味深く眺めたり、懐かしんだりした。

写真は考古学者や学校教員らが撮影し、ここ10年間に寄贈されたものが中心。最も古い写真は1869年(明治2)年の取り壊し前の高島城で、市内で撮影された最古の高島城の写真とみられる。沿道に馬がいる大正時代の未舗装の並木通り、1963年のにぎやかな正月の上諏訪駅前、1966年の立石公園から見た諏訪湖のスケートリンクなどの写真も並ぶ。

この日は学芸員の児玉利一さんが写真の中の建物や道路について、現在と比較しながら解説。大正末期から昭和初期ごろの旧中洲村役場周辺の写真では「農協は今でもある」と話し、車橋前の大鳥居は「クレーン車との衝突事故で再建された。今より小さい」と紹介した。「写っている人物など分からないことが多い。情報を寄せて」と協力も求めた。

特別展は8月22日まで。展示解説は7月4日と8月7日の午後1時30分~2時にも行う(予約不要)。同館は展示に合わせて、市民から市内の古い写真も募っている。行事や会合の様子、風景や街並みなど何でも良い。既に寄せられた写真は6月中にエントランスに飾る予定。

開館時間は午前9時~午後5時。入館料は大人310円、小中学生150円。諏訪地域の小中学生は無料。問い合わせは同館(電話0266・52・7080)へ。

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