家庭系ごみ増加 上伊那昨年度

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上伊那広域連合は、2020年度にごみ中間処理施設上伊那クリーンセンター(伊那市)と不燃・粗大ごみ中間処理施設クリーンセンター八乙女(箕輪町)で受け入れた上伊那8市町村のごみ量をまとめた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛の影響で家庭系ごみは前年度より増える一方、経済活動の停滞で事業系ごみは減少した。

上伊那クリーンセンターで受け入れた可燃ごみは3万3390トンで、前年度より2.0%減った。うち家庭系ごみは市町村収集が0.6%増の2万1608トン、ふとんやカーペットなど直接持ち込みの可燃ごみは8.2%増の1069トンなどとなった。

これに対し事業系ごみは市町村許可業者収集が9.2%減の8004トン、直接持ち込みが16.8%減の530トンだった。経済活動の停滞のほか、リモートワークにより本来は事業系のごみが家庭系のごみとして出された可能性もあるという。家庭系、事業系を合わせた可燃ごみ全体では693トンの減となった。

一方、クリーンセンター八乙女で受け入れた不燃ごみと粗大ごみは2562トンで、前年度より10.2%増えた。特に粗大ごみ(直接搬入)は26.5%増の1016トンに上り、大型の可燃ごみ同様、外出自粛で家の中を整理しようという人たちが増え、物置などで眠っていた家具や家電などが多く持ち込まれた。

資源ごみについては、ほぼ前年度並みの2949トンだったが、内訳をみると、スチール缶が10.3%増の49トン、アルミ缶が22.9%増の27トン、瓶が7.2%増の793トンで、缶類と瓶類の増加が目立った。多くが酒類のものといい、外出自粛で”家飲み”が増えたためとみられる。

その一方で、資源プラスチック(プラスチック製容器包装)は1.6%減の1894トンにとどまった。上伊那クリーンセンターの稼働に伴い廃プラスチックが可燃ごみに変わった影響で資源プラスチックまで誤って可燃ごみとして出されている状況があるという。同連合では改めて分別の徹底とごみ減量への協力を呼び掛けていく方針だ。

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