南箕輪村の大芝荘 来年3月まで営業休止

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14日から来年3月末まで営業を休止する大芝荘

南箕輪村大芝高原の各施設を運営する一般財団法人南箕輪村開発公社は7日、宿泊施設「大芝荘」の営業を6月14日から来年3月末まで休止すると発表した。近年は宿泊や宴会の利用客減少により赤字経営が続き、新型コロナ感染症が追い打ちを掛けた。2022年度以降の経営方針については、同公社内に設置する再建委員会で検討する。

村開発公社によると、独自事業の大芝荘と村から指定管理を受けている大芝の湯、味工房など各施設の昨年度の総売り上げは、前年比で2億1000万円余減少。大芝荘事業単独では前年の22%の3583万円にとどまった。これまで長期未払い金としてきた建物の過年度支払い猶予額1562万円余を整理し、日帰り温泉の営業休止、併設のレストラン「パル大芝」の営業時間短縮などで経費削減に努めたが、赤字額は拡大。先の見通しが立たないことから、営業休止を決めた。

さらに、村が新型コロナワクチンの集団接種会場として6月下旬から大芝荘を使用する意向も受けて「可能な限り早い段階で」判断した。理事長の藤城栄文村長は「大芝高原は村民に愛されている癒やしのスポット。早急に経営方針の転換を図らなければ、公社の存続自体が危ぶまれる」と述べた。

今後設置する再建委員会では、従業員の雇用維持を最優先にした上で、新年度の体制や新規事業の立案など経営方針を総合的に検討する。今秋までには大枠を決める予定。

現在の大芝荘は1991年にオープンした。大芝の湯や味工房、森のコテージなど高原内の各施設は、これまで通り営業する。

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