学校施設点検にガイドライン 岡谷市教委

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ガイドラインに盛り込まれた点検項目の表とチェックシート

岡谷市教育委員会は、今年4月に宮城県の小学校で防球ネットの支柱が折れて児童が死傷した事故を受け、「岡谷市学校施設の点検ガイドライン」を作成した。市教委や学校が負う安全確保の責務、各点検の実施者、頻度、内容など安全点検に関する基本事項を可視化。基本事項を改めて共有、確認し市内小中学校の安全管理体制を強化する。

学校設備の点検ガイドラインについては市教委で昨年度から作成を検討していたといい、4月の事故発生後に国から「学校設備の安全確保に万全を期すよう」要請された経緯もあって作成に至った。学校保健安全法や建築保全センターの「学校施設の点検ハンドブック」、文部科学省の学校安全資料「『生きる力』をはぐくむ学校での安全教育」などを参考にまとめた。

ガイドラインでは、学校設置者(市教委)と施設管理者(学校)が点検を実施し安全管理に努める必要を明記。1学期1回以上または月1回以上行う「定期的」、行事の前後や災害時に必要に応じて行う「臨時的」、毎授業ごと行う「日常的」など各種点検とその対象設備を例示した。

対象設備を校舎外等、建物外部、建物内部、設備の4項目に分けた表も作り、日常点検、定期点検のどちらに該当するかを表記。点検済みのサインやメモを書き入れる欄を設けたチェックシートも用意した。表とチェックシートは各校の実情に応じて作り替えて活用する。設備に危険箇所や不具合が確認された場合の対応措置と手順も示した。

ガイドラインはデータが学校に届き次第、運用してもらう。市教委は7日の定例教委で「(点検内容を)新しく定めるものではなく、点検の仕方などを再確認してもらうことに主眼を置いた」と意図を説明。「ガイドラインを参考に、より万全な安全管理をしてほしい」としている。

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