2021年6月9日付

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いつ梅雨入りしてもおかしくないというが、「実際いつになるの」と気をもむ人も多いだろう。梅雨入りしてもさほど人々の生活に影響はないと思われるが、そうでもないようで、実はさまざまな業種に梅雨が影響を与えているという▼日照不足や病気の発生などが出やすい梅雨は野菜の出来を左右する重要な季節。長雨や低温で野菜に被害が発生し、逆に高温でも生育が進みすぎ、価格の下落を招いてしまう。自然を相手にする農業は大変な仕事なのだ▼梅雨の季節に入ると当然乾燥機や除湿器、雨具などは売れ、洗濯ものが外に干せないことからコインランドリーの利用も増える。意外にも理美容室では湿気で髪の毛がまとまらずに矯正パーマをかける人が利用するなど、梅雨ならではの需要もあるようだ▼過去に日本気象協会が20~40代の男女300人に行ったアンケートで、8割近い人が「梅雨が嫌い」と回答したという。理由として最も多かったのが「蒸し暑い」で、「洗濯ものが外に干せない」「気分が憂鬱になる」「体調が悪くなりやすい」などの理由が上がったという▼古来から「恵みの雨」というが、やはりジメジメとする天気には気分も下がる。ただでさえコロナ禍では外出機会が少ないのに、6月は祝日がなく雨が続けばさらに出る機会が少なくなる。気分転換に混み合わない場所に出かけるのが理想なのだが家でごろごろするのが現実だ。

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