VC長野と実践大学校 農業で連携協定

LINEで送る
Pocket

VC長野クリエイトスポーツの農業事業について、連携や推進に関する包括協定を締結した笹川社長(右)と大杉校長

南箕輪村を本拠地とするバレーボールVリーグ1部(V1)男子のVC長野トライデンツを運営する「VC長野クリエイトスポーツ」と八ケ岳中央農業実践大学校(原村)は9日、同社の農業事業について連携・推進する包括協定を締結した。同校で調印式が開かれ、同社の笹川星哉社長(36)と同校の大杉立校長(70)が協定書に署名。同校による農業の技術指導や共同での商品開発、ファンとの交流会などさまざまな場面で連携していくことを確認した。

同社は今春から、チームの運営資金を自分たちの力で調達しようと、農業事業に着手した。数年前から事業構想があったが、人手不足などで実行に移せていなかったという。コロナ禍を受け、スポンサー企業の減少や興行収入の落ち込みなどを背景に、今年度からの事業実施に踏み出した。

5月から伊那市美篶の畑約1ヘクタールを借り、ニンジン、サツマイモ、トウモロコシの栽培を開始。選手の引退後のセカンドキャリアにもつなげたい考えだ。また、商品開発などを通して地域活性化を目指す。農作業には専属社員1人や笹川社長が従事しているほか、週末には選手が手伝っている。今年度はニンジンジュースの販売などを目指しており、3000万円の売り上げ目標を掲げる。

同社にとって農業事業は未経験の分野。農業技術などの指導者を探していたところ、諏訪市の商社から同校を紹介されたという。笹川社長は「ファン交流会を同校の広大な土地で行えたら。ゆくゆくは商品を共同開発し、それぞれの販路で販売もしたい。地域活性化を共に行っていきたい」と抱負を述べた。

大杉校長は「トライデンツさんは伸びしろのある地元チームで、応援したい。技術指導や加工品開発など、ぜひ協力させてほしい」と意欲を見せた。

おすすめ情報

PAGE TOP