富士見町長選 中島氏が正式出馬表明

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富士見町長選への立候補を表明する中島恵理氏

任期満了に伴う8月3日告示、同8日投開票の富士見町長選で、環境省出身で県の元副知事の中島恵理氏(48)=無所属、乙事=が10日、立候補を正式に表明した。将来ビジョンを発表し、「素晴らしい自然と景観に恵まれた富士見町。新しい希望の種をまいて笑顔があふれる、夢が実現できるまちづくりをしたい」と述べた。

地元乙事区の水田で会見した中島氏は、まちづくりを農業に例え「土づくりをしっかりして種をまき、100以上の花や実がなるようにしていく」と強調。「土づくり」では、住民との協働や共創、役場職員が自ら住民ニーズを聞いて迅速に対応する体制づくりを進めたいとした。

「希望の種」では「子どもが真ん中のまちづくり」への種を第一に挙げ、高齢者が安心して暮らせる町、新型コロナや気候変動などの危機に強い町への種もまくとした。小学校は「学びの場であるとともに活性化の拠点」とし、町内3校体制維持への「方向性を探る」と説明。地域内経済循環を促し、里山や森林、文化の拠点はメガソーラーなどの開発から守るとした。

中島氏は京都府出身で京大法学部卒業後、環境庁(現・環境省)に入庁。結婚を機に2002年から町との二地域居住を続け、15年から4年間は副知事を務めた。「国、県と町、地元住民と移住者のつなぎが私にはできる」と主張し、後援会の佐久吉文会長らが見守る中、「地方の新しい課題解決モデルを富士見で作りたい」と意欲を示した。

町長選をめぐっては、現職で1期目の名取重治氏(70)=無所属、木之間=が立候補を表明しており、現新一騎打ちによる8年ぶりの選挙戦が濃厚となった。諏訪地方の首長選は無投票当選が続いており、選挙戦になれば16年11月の下諏訪町長選以来となる。

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