乗り合いタクシー実証運行報告 茅野市

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茅野市は10日、昨年12月上旬~5月末に実施したスマートフォンアプリ活用の乗り合いタクシー(AIオンデマンド交通)の利用者数が累計5715人だったと明らかにした。12月は21.7人だった1日当たりの平均利用者数は5月に51.8人にまで増えたが、目標の108人は下回った。市地域創生課は「高齢者など潜在的利用者の乗車は見込みより少なかった」と説明。本運行の可否などを判断するため結果を検証し、8月をめどに公表したいとした。

専用アプリ「のらざあ」で予約してタクシーに乗り、AI(人工知能)が選んだルートで複数を効率良く移送するとされるシステム。当初は一部での運行だったが、3月末から市内ほぼ全域に拡大した。1日平均の利用者数は12月が21.7人、1月が17.7人、2月が26.2人、3月が37.7人、4月が40.3人、5月が51.8人。日最多利用者数は5月27日の112人だった。

同課は、新型コロナウイルス感染拡大に 伴う外出控えも利用者が思うように伸びなかった一因と分析。スマホに不慣れなお年寄りがどれだけ利用するかがカギとされたが、利用者のうち65歳以上の高齢者が占める割合は36.6%。予約は電話でもできたが、高齢者のほぼ半数はスマホを使って予約したという。

同課は「既存のバス路線に代わる新しい移動手段として利用者に受け入れられるかや採算性などを分析、検証したい」とした。

一方、同じ5月末までの予定だった「通学・通勤バス」の実証運行は9月30日まで延長している。現在は豊平の店舗を発着拠点にJR茅野駅と結んでいるが、北山方面や泉野・玉川方面でも発着拠点の設置要望があるとし、市は検討する方針だ。

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