「田舎暮らしモデル地域」伊那西地区指定申請

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白鳥孝市長に田舎暮らしモデル地域への指定を申請する「伊那西地区を考える会」の飯島克彦会長(右)

伊那市西部の横山、小沢、平沢、ますみケ丘の4区と中の原、大坊、内の萱の3常会でつくる「伊那西地区を考える会」は11日、移住定住の促進に積極的に取り組む地域を支援する、市の「田舎暮らしモデル地域」への指定を求める申請書を白鳥孝市長に提出した。指定されれば、新山(富県)、溝口(長谷)に続いて3カ所目になる。白鳥市長は指定に向けて速やかに手続きを進める方針を示した。

田舎暮らしモデル地域は、移住定住の促進を図るため、その受け皿として高い意欲を有する地域を指定し、移住者に対する受け入れ体制の整備や生活基盤の確立に向けた支援を行う仕組み。指定期間は10年で、モデル地域には財政支援として年50万円が交付されるほか、移住定住者には住宅新築、空き家取得などの補助金や出産祝い金などの各種支援制度が適用される。

申請区域は現時点で地元同意を得た4区・2常会(大坊常会は引き続き調整)。具体的な活動として、インターネットなどを使った地域の魅力発信や考える会の活動紹介、空き家・貸家・売り家の確保・紹介、移住者へのサポートなどの事業に取り組む。

考える会は、伊那西部保育園(小沢)の存廃問題をきっかけに動きが始まり、準備会を経て、今年3月に正式に発足した。「保育園の存続を求める考えに変わりはなく、今後の課題」とする一方、「地域の未来を考えれば、地元の児童数を増やしていくことが大切だ」として、まずは伊那西小学校(ますみケ丘)の児童数の増加を目指す。

伊那西小は2019年度に全校児童数が46人にまで減少したが、通学区を越えて通うことができる「小規模特認校」の指定を受け、学校林など地域の豊かな自然環境を生かした特色ある教育活動を展開。今年度は53人に増え、一定の成果を上げつつある。

この日は考える会の飯島克彦会長(ますみケ丘区長)ら4人が市役所を訪問。白鳥市長に申請書を手渡し「若い人たちが頑張ってくれており、心強い。みんなで地域を盛り上げていきたい」と指定を求めた。白鳥市長は地域の熱意を高く評価し「頑張る地域は応援する」と積極的に支援していく考えを伝えた。

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