クーポンで街を元気に 赤穂高生徒が発行

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赤穂高校商業科の生徒が製作した駒ケ根市の29店舗で利用できる「創立100周年記念クーポン券」

赤穂高校商業科の生徒が製作した駒ケ根市の29店舗で利用できる「創立100周年記念クーポン券」

赤穂高校(駒ケ根市)商業科の生徒4人が、地元商店と消費者を結び地域活性化を図ろうと、「創立100周年記念クーポン券」を発行した。中心市街地の商店街などでつくる「商連こまがね」に加盟する29店舗が協力し、商品の割り引きやさまざまな特典などのサービスを提供。クーポン券は今月中旬に配布される同市の市報に折り込み、市内約9400戸全てに配る。

協力したのはJR駒ケ根駅前の広小路、銀座、仲町、日の出町、本町商店街などの商店。「全商品定価より10%オフ」「500円オフ」「(駒ケ根、飯島、中川の3市町村で展開する)つれてってカードポイント3倍」などのサービスを用意した。

クーポン券はA4判1枚にまとめ、商店ごと切り取って利用する。今年、創立100周年を迎えた同校。有効期限は記念式典を開く10月15日から31日まで(1商店のみ10月1日~11月30日)とし、全校生徒や記念式典の来場者などにも配る計画だ。

節目の年を記念し、商業科では今年度、商業の学びを地域に生かそうと「やっちゃえ赤穂!プロジェクト」と題し、13人がクーポン券作りや新商品開発などの実践的な取り組みに挑戦している。

「地域に支えられてきた学校。恩返しの気持ちで駅前の活性化ができないかと考えた」と話すのは、クーポンプロジェクトの花村菜々子さん(17)、広田奈子さん(同)、伊藤晴美さん(18)、鳥山明日香さん(同)。今年4月から構想を練り、商連こまがねや駒ケ根商工会議所、市商工振興課などと連携して準備を進めてきた。

夏休み中には各商店に出向き、プロジェクトへの協力を依頼する“営業”も行った。「断られる可能性があったので緊張したが、『暑い中ご苦労様』とねぎらってくれた商店もあって感激した」とメンバー。クーポン券のサービスは各商店が負担することもあり、リーダーの花村さんは「協力してくれた皆さんには感謝の言葉しかない。今より商店街が少しでもにぎわうよう、多くの人にクーポンを利用して商店街に足を運んでほしい」と期待している。

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