信大農学部と県農試 連携強化へ交流会

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信州大学農学部と県の農業関係試験場(5機関)は9日、新たな共同研究など連携強化を図ろうと、双方の研究者らが研究内容を発表する初めての交流会を南箕輪村の同学部で開いた。約30人が出席し、今後の協力のあり方などについても意見交換。若手研究者の交流を継続的に促進し、内容を特化した共同プロジェクトなどにつなげていこうと確認した。

藤田智之農学部長は「従来も個別分野での協力などはあったが、組織全体で取り組むことで、新たな支援や研究の広がりにもつながるのでは」と期待した。

今年就任した藤田学部長が就任あいさつで県農政部の北原富裕部長らと面談した際、連携強化が持ち上がり、第1弾として今回の交流会が実現した。

交流会の冒頭、藤田学部長は「試験場は農業者、JAとも深く関わっており、連携して知識や技術を活用することで研究の実用化も図れる。今後もこのような形で若手研究者の交流を継続できれば」とあいさつした。

北原部長も「試験場は普及技術の開発研究が主だが、それには基礎研究が欠かせず、農学部との連携が重要。共同研究がやりやすい体制になれば、現場の農業者に貢献できる」と意義を話した。

研究発表では10人の研究者が取り組みを解説。農学部側はドローンを活用した雑草の発見・予防技術や野沢菜の健康効果など、試験場側からは酒米育種や市田柿の安定生産技術開発など、それぞれ多彩な内容が示された。

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