北田さん初の句集刊行 傘寿記念

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傘寿を記念し初句集「吾亦紅」を上梓した北田さん

傘寿を記念し初句集「吾亦紅」を上梓した北田さん

俳誌「玉藻」同人の北田料香(本名宏子)さん(79)=原村上里=が、傘寿を記念して初の句集「吾亦紅」を出版した。長野日報社の2011年新春読者文芸俳句の部で一席に選ばれ、縁あって神奈川県鎌倉市にある鎌倉虚子立子記念館の敷地に句碑が建立された「日の本の頂点に富士初日の出」をはじめとする約280句と、亡き両親が作った約100句を納めた。

北田さんは東京都生まれ。俳句は両親の影響を受け高校時代に始めた。夫の転勤で全国各地を転居し、21年前に同村に移住。しばらくして村の俳句教室に入り、俳人原天明さん=茅野市=の指導も仰いでいる。

同記念館は、俳人の高浜虚子と次女・星野立子にちなんだ施設。虚子の孫で玉藻名誉主宰の星野椿さんが代表、椿さんの長男高士さんが館長を務める。北田さんは二十数年前、高士さんの俳句教室に通い始め、椿さんが主宰する「玉藻」に投句を続けている。

句集は、B6判、151ページ。新年や春夏秋冬、母への思い、父母の作品などの項目で構成。椿さんに依頼した「序にかえて」では、北田さんの料理講師としての奮闘ぶりをはじめ、亡き夫や家族への思い、季節の移り変わりなどを詠んだ作品から60句余りを抜粋し、12ページにわたって丁寧な講評がつづられている。

北田さんは「最高の師と出会い傘寿まで俳句を楽しんでこられたことに感謝でいっぱい。86歳でパワフルに活動する椿先生を目標にこれからも続けたい」と話している。句集は500冊発行し、お世話になった人に贈った。残部があり、希望者は北田さん(電話090・4844・3654)へ。

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