諏訪市かりんちゃんバス 利用促進へ3事業

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チラシを手に「かりんちゃんバス」の利用を呼び掛ける諏訪市職員

諏訪市は今夏から秋にかけて、市が運行するコミュニティバス「かりんちゃんバス」の利用促進に向けた三つの事業を展開する。8月10日の市制施行80周年に合わせた特別企画で、小中学生を対象にしたバスの乗り方講座や夏休み無料乗車体験、1日乗車券で飲食店や公共施設の特典が受けられる諏訪市版「バス友」企画を繰り広げる。

かりんちゃんバスの運行は1999年から始まり、現在は10路線55便を運行している。通院や買い物、通勤・通学、観光の足として年間9万5000人ほどが乗車している。ここ数年は横ばいで推移しているが、2020年度は新型コロナウイルスの影響で6万8820人に減った。

同企画は、公共交通になじみのない小中学生にバス利用の機会を提供し、高校生や社会人になった時の乗車につなげる目的。交通安全教育や、民間と連携してバスの利用促進を図る狙いもある。

第1弾のバスの乗り方講座は初企画で、今月21日に中洲小と豊田小の6年生を対象に行う。中洲小には大型バス、豊田小に はかりんちゃんバスを配備し、停車中のバスに乗って▽チケットを取る▽座席に座る▽降車ボタンを押す▽ 運賃を支払う―といった一連の動作を体験する。

第2弾の無料乗車体験事業は18年度以来で、市内小中学校(諏訪清陵中含む)の児童生徒約3800人に1人6回分の無料乗車券を配布する。利用期間は7月22日から8月19日までで、小学生は保護者同伴が条件。駅前交流テラスすわっチャオ、すわっこランド、美術館や博物館など6施設を乗車券のチラシで紹介し、夏休みの学習や親子の思い出づくりに役立ててもらう。

第3弾の「バス友」企画は、湖周2市1町で運行する「スワンバス」のバス利用促進事業を、諏訪市独自に「かりんちゃんバス」で実施する。一日乗車券でバスに乗ると、バス応援施設「バス友」登録施設で割り引きなどが受けられる。市内には11の登録施設があるが、市はさらに登録施設を増やし、秋以降に実施したい考えだ。

かりんちゃんバスの乗車料金は中学生以上150円、小学生80円、小学生未満無料。1日乗車券は中学生以上300円、小学生150円。市地域戦略・男女共同参画課は、全車両に消毒液や空気清浄機、飛沫防止パネルを配備していることに触れ、「感染症対策を徹底しているので安心してこの機会にご利用いただければ」と話している。
 
「バス友」施設登録の申し込み、問い合わせは、同課(電話0266・52・4141)へ。

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