「小型ロケット」特別授業 清陵中で

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SUWA小型ロケットの表面の大部分にも使われれているという「炭素繊維強化プラスチック」の筒を手に取る生徒

諏訪清陵高校付属中学校(諏訪市)で19日、諏訪5市町村や信州大学が取り組む「SUWA小型ロケットプロジェクト」のメンバー8人を講師に迎えた特別授業があった。プロジェクトマネジャーで信大准教授の中山昇さん(50)が小型ロケットの仕組みや開発の苦労、プロジェクトへの思いなどを語った。3年生約80人が聴いた。

中山さんは人工衛星やロケットは軽くて強い材料の必要性があるとし、同じ大きさの鉄やアルミニウム、銅、木、炭素繊維強化プラスチックなどを用意し、生徒にどれが一番軽いか投げ掛けた。

生徒は予想した後、実際にはかりで測定。一番軽いのは木だったが、強さを調べるため、中山さんは「大学生レベルになるが」と前置きして、強さを表す指標の一つ「比強度」の計算方法を教え、最も比強度が大きい材料は炭素繊維強化プラスチックとした。同プロジェクトのロケット表面の大部分にも使っているという。

実際に炭素繊維強化プラスチックの筒や超小型衛星を見せると、多くの生徒が集まって興味津々だった。生徒の一人(14)は「見た目より軽くで丈夫な感じがした。電子基板に興味があるので本物が見られて面白い」と話した。

ほかにもメンバーの企業を紹介したり、職業選択のアドバイスを送ったりした。

授業は毎年2年生向けに行うが、昨年はコロナ禍で中止したため、3年生を対象とした。この日は雨天でモデルロケットの打ち上げは中止した。

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