縄文遺産市民ガイド育成へ 茅野市教委

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茅野市の「ちの縄文遺産市民ガイド」の育成講座が始まり、ガイダンスに参加した人たち=尖石縄文考古館

茅野市教育委員会は20日、観光客らと一緒に市内の縄文遺跡を巡る「ちの縄文遺産市民ガイド」育成講座日曜コースのガイダンスを市尖石縄文考古館で開いた。15人が参加。23日の平日コースのガイダンスには17人が参加を予定しており、合わせて32人が7月からの講義、解説実習に臨む。

現在は、市教委が行っている縄文検定上級合格者がボラティアで同考古館内の展示物を案内しているが、「国宝土偶の出土遺跡を解説付きで案内してもらいたい」という要望や、上級合格者の希望もあって、現地を案内するガイドを育てる。

講師は同博物館の守矢昌文館長ら文化財課職員が務める。講座は今年度、ガイダンスを含め各コース11回開講。縄文検定上級合格者は1年で修了し、早ければ来年3月には1期生が誕生する。他の受講者は上級検定を経て2年間で修了となる。

この日のガイダンスでは文化財課職員が目的や日程などを説明。五味健志課長は「縄文への関心が高まっている。講座の中で基本的なことを学び、縄文の魅力を全国各地に発信してもらえれば」と期待した。

2年間講座を受ける同市の男性(50)は、市内外の遺跡を見に行くなど「歴史が好き」といい「茅野市の歴史を広く伝えることができれば」と話した。同じく市内の女性(60)は要約筆記のボランティアで同博物館を訪れた際「うまく聴覚障がい者に伝えられなかった」とし、「県外からも訪れる障がい者以外の人たちにも、うまく情報を伝えたい」としていた。

市教委によると、将来的には、ちの観光まちづくり推進機構と連携した旅行プランも企画。ガイドの有償化も検討していきたいという。

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