柴舟の曳行今年も中止 お舟祭り打ち合わせ会

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お舟祭りの方針について話す北島和孝宮司

諏訪大社お舟祭り打ち合わせ会は21日、下諏訪町の諏訪大社下社秋宮参集殿で開かれた。諏訪大社や大総代、警察、消防、町の関係者ら約60人が出席し、8月1日に開催予定のお舟祭りについて協議。新型コロナウイルス感染症の終息が見えない中、参加者や住民の安全が第一との観点から柴舟の曳行(えいこう)を中止し、代わりに翁媼(おきなおうな)人形を奉持する昨年同様の行列で行うことなどを決めた。

祭り当日は、午後1時に秋宮拝殿前で拝礼した後、行列をしたてて春宮へ。春宮で遷座の儀を行い、同2時ごろ再び行列を整えて出発。大門―矢木町―魁町―友の町―大社通りを経て同2時30分ごろに秋宮に帰着する。秋宮で遷座祭および例大祭を行った後は、翁媼人形と御頭郷が神職の前導で神楽殿を3周し、境内の特設土俵で神事相撲(3番)を行う。

春宮から秋宮への遷座行列では、上諏訪・四賀・豊田地区御頭郷奉賛会や柴舟奉製会、人形保存会の役員が、柴舟の代わりに、「翁」「媼」の2体の人形を奉持する人を中心に柴舟に見立てて行列の後尾に配列する。

お舟祭りの方針決定に先駆け、下諏訪町お舟祭り実行委員会は、書面決議で宵祭りや「神賑(にぎ)わいパレード」など祭り関連の催しを2年連続で中止することを決めている。

北島和孝宮司は「お舟祭りを見送るわけにはいかない。御柱祭一本で進むためにも縮小する昨年と同じような形で進めていきたい」とあいさつ。上諏訪・四賀・豊田御頭郷奉賛会の林泉会長(63)=諏訪市豊田=は「頭では理解しているが残念な思い。御頭郷としてお舟に代わる行列を精いっぱい努めたい」と話した。

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