釜無ホテイアツモリソウ 人工培養苗人気

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釜無ホテイアツモリソウの保護を目的とした人工培養苗の対面販売。7月からネットでの個別販売に切り替える

富士見町アツモリソウ再生会議は、釜無山や入笠山に自生する釜無ホテイアツモリソウの保護を目的に、富士見パノラマリゾートで現在行っている人工培養苗の対面販売を29日で終え、7月以降はインターネットでの個別販売に切り替える。1日から始めた対面販売には町内外から多くの人が来場。これまでに1500株以上が売れた。収益は自生地の保護活動に充てることから、中山洋会長は「多くの方が苗購入を通じた保護活動に参加してくれた」と感謝している。

園芸種を入手できるようにすることで、乱獲防止や自生地保護につなげる試み。2006年度の設立後、活動の3本柱の一つに据えて無菌培養による増殖に着手。十数年の歳月を経て年間1万株の苗を生産できるようになり、販売開始にめどが付いた。

1日以降、火、金、土曜の午前10時~正午に同リゾートで販売している。諏訪地域のほか、新潟県などから訪れる人もおり、転売や譲渡を防ぐための「管理シート」に住所氏名などを記入した上で苗を購入。19日までに延べ600人が来場し、購入者数も「予想以上」という。

再生会議では新たにホームページを立ち上げており、7月からは、ネット予約・現地受け渡し方式で人工培養苗を販売する。受け渡し場所は同リゾートで、受け渡し日を週1日設けるという。

中山会長は「人工培養苗を販売でき、多くの方が購入してくれて感無量。今後の活動に弾みがつく。目標に向かって進んでくれた関係者に感謝したい」とし、「釜無ホテイアツモリソウの保護活動に一層力を入れ、ゆくゆくは人工培養苗を町のブランドとして日本全国、世界中に発信していきたい」と話している。

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