「とくし丸」7号車運行 伊那市全域をカバー

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「とくし丸」の荷台に積んだ商品を見る白鳥孝市長や荒木康雄社長(左)ら

総合小売業のニシザワ(伊那市)は24日、同社7台目の移動スーパー「とくし丸」の営業を同市の竜東地域で始めた。生鮮食品や日用品を載せた軽トラックを運行し、登録した希望者宅で販売する事業。今回の7号車運行により、販売エリアは伊那市の全域と中川村を除く上伊那7市町村に拡大した。移動手段がない高齢者らに気軽に買い物を楽しんでもらうほか、地域の見守り活動を担う役割も担う。

とくし丸は、商業施設から離れた地域の住民に物品購入の機会を提供するサービス。徳島県の企業が全国展開している。7号車の販売エリアはベルシャイン伊那店(伊那市)を拠点に、同市富県、美篶、伊那部、手良、中央区、狐島地区などの3コースで、週2日ずつ巡回する。軽トラックには400品目、計1200点の商品を積んでいる。

7号車は勤め先を早期退社して個人事業者になった中村まさ子さん(同市)が運行。中村さんは「以前から思うように買い物に行けないお年寄りのために何かできないかと考えていた。巡回してお役に立ちたい」と述べた。

とくし丸は全国で763台(4月現在)が稼働。ニシザワ関連のとくし丸は1号車が2015年に辰野町で事業を始め、その後、台数と販売エリアを増やし、今年3月には6号車が駒ケ根市と飯島町を回り始めた。

出発式で同社の荒木康雄社長は「当社は商品提供を通じてお客さまに満足していただくことが使命。事業成功に向け、中村さんを応援したい」と述べた。出発式には白鳥孝市長が出席し、1人目の顧客として牛乳などの食品を購入した。

訪問先は随時申し込みを受け付ける。問い合わせはベルシャイン伊那店(電話0265・76・2111)へ。

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