「いいじまはないち」 30年の歴史に幕

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最後の開催となった30回目の「はないち」で花束を作るボランティア=2019年8月10日

飯島町の夏の風物詩として人気を集めた盆花市「いいじまはないち」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年に続き開催を見送り、このまま終了することを決めた。主催者の「『わが町は花で美しく』推進機構(花機構)」も今年度末での解散を決定。住民協働で作り上げた「はないち」は2019年の開催を最後に、30年の歴史に幕を閉じた。

1989年に始まったはないちは、小中学生を含む多くのボランティアが参加し、花束作りから販売まで町民が協力して運営してきた。

町民から存続を求める声があり、花機構解散後も実行委員会形式で実施することを模索したが、花を保管する保冷庫の確保が困難になるなど課題も浮上。町内に盆花を取り扱う店舗が増えていることもあり、「役割を終えた」として終了の結論に達した。

町の各種団体で構成する花機構は「花いっぱい運動」推進のため94年に設立。当初の目的を果たしたとして、数年前から存廃を検討してきた。

今後は町と各地区地域づくり委員会が連携して運動を継承し、花苗の無償配布は続ける。28年にわたって続いた「花のある風景づくりコンクール」も今年度で終了する。

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