湯川バイパス年度内着工 県諏訪建設事務所方針

LINEで送る
Pocket

茅野市北山の国道152号・湯川バイパス事業で、県諏訪建設事務所は、年度内に用地取得をおおむね完了させるとともに、バイパス建設に向けた工事に入る方針だ。広域農道・八ケ岳エコーラインの起点付近から、湯川の集落を避ける形で同国道・柏原バイパスまで幅10・5メートルの道路を新設。地域住民の安全と交通渋滞の解消につなげる。次回御柱祭の前年に当たる2021年の完工を目指す。

湯川バイパスは延長2・6キロ。エコーライン起点の大きなカーブから西に向かい、その先から音無川左岸を北上するルートで、建設事務所は今年度、用地取得のほか、滝ノ湯川と追出川に架ける橋の詳細設計などを進めている。

車道の幅は6・5メートルで、片側に幅2・5メートルの歩道を設ける。事業費は17億円。国の防災・安全交付金を用いる。最初に着手するのは柏原バイパス側の一部区間で、用水路の付け替えなどの工事をすでに発注したという。

湯川の集落内を走る現道は幅7メートルほどで、通学路だが十分な歩道がない。湖東新井交差点北側にはさらに道幅が狭い区間もある。10年道路センサスによると、平日24時間交通量は柏原の調査地点で5500台だが、白樺湖・車山高原に通じる観光道路でトップシーズンには渋滞が発生。諏訪と東信地域を結ぶ物流街道でもあり、大型車割合は18・5%と高めという。

「観光バスの安全で円滑な通行にもつながる。バイパス建設の要望は強く地元の協力体制はしっかりしており、計画通りに事業を進めたい」と建設事務所整備課。幹線道路がより複雑に交わるようになるため、「白樺湖方面に向かう大型車などをバイパスへ的確に誘導していく方策も今後検討する」としている。

おすすめ情報

PAGE TOP