岡谷市と商議所 ワクチン職域接種を支援

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岡谷市は28日、国が「1会場最低1000人程度」との要件を示していた新型コロナウイルスワクチンの職域接種について、従業員1000人未満の市内中小企業の接種を進めるため、岡谷商工会議所と市が連携し支援する方針を明かした。同会議所が申請者となり5000人(1万回)分を既に申請。希望する企業を募り、複数社の従業員を合わせて接種を実施していく。

市によると、申請した計画では市民総合体育館柔道・剣道場を会場に7月26日の週から接種を始める。接種は平日で、時間は半日(300~400人)を予定。副反応による業務への影響を懸念し社内で日をずらした分散接種を望む企業もあるため、毎日実施せず中長期的に進める考え。順調に進めば10月中に5000人分を終える。ただしワクチン供給が不透明であるため、供給状況から希望企業の募集開始時期を判断し、市や同会議所が企業に個別に希望を取る。

全業種を対象とし、同会議所会員でなくても可能。市によると、市内の全従業者数はおよそ2万1000人。申請の5000人は65歳以上、基礎疾患者、高齢者施設等の従事者など国が示す優先接種者、市消防団や保育園、学校などに勤務する市独自の優先接種者を除いて接種を確実に見込める数、医療従事者の確保が通常接種の支障にならない数を選んだ。余剰ワクチンを防ぐ目的もある。
 
市には従業員が1000人に満たない市内企業から職域接種に関する相談が多く寄せられており、「ワクチン接種が企業の営業事業の活発化につながる。接種支援は中小企業支援の優先事項」(市工業振興課)。今井竜五市長は28日の定例会見で「やはり顔を合わせた商談が重要だと経営者の皆さんが言っていた。後押ししたい」とした。

問い合わせは市工業振興課(電話0266・21・7000)、同会議所(同23・2345)へ。

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