辰高「花火」元気を発信 文化祭で企画

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デザイン画やチラシを手に打ち上げ花火をPRする桜陵祭実行委員会の役員

辰野高校(辰野町)は2、3の両日開く文化祭「第73回桜陵祭」で、新型コロナウイルスの収束を願う花火を打ち上げる。感染防止のため行事の一般公開は断念したが、コロナに負けない元気を発信して地域とのつながりを深めようと、例年行う花火の拡大版として企画した。生徒たちが考案したオリジナルの花火を採用するなど、工夫を凝らして準備を進めている。打ち上げは3日午後7時から。

花火は2号玉35発、3号玉10発の計45発を打ち上げる。一部は生徒が自ら絵を描き、色や形をデザイン。町イメージキャラクター「ぴっかりちゃん」の顔を模して赤や黄色に輝く花火のほか、緑色を使い自然豊かな里山を表現したものもあるという。伊那火工堀内煙火店(飯島町)に打ち上げを依頼し、打ち合わせを重ねて本番に備えてきた。

打ち上げはなるべく多くの人に見えやすいよう、同校西側の高台にある第二グラウンドで行う。近隣住民へ事前に手作りのチラシを配るなどPRした上で、自宅からの安全な鑑賞を呼び掛けている。

文化祭では例年、フィナーレに花火を5、6発を打ち上げていたが、生徒の間でもっと盛大に行いたいとの希望が上がっていた。3年生が昨年度末、町議会との懇談で助言を受け、今春に町の「若者チャレンジ応援補助金」を申請。課題だった予算を確保して企画を実現させた。

文化祭企画実行委員長の生徒(17)=箕輪町=は「何かと制限や自粛が続く中で、お世話になっている地域の皆さんに感謝の思いを伝え、一緒に楽しめることを考えた。辰高から上がる花火を見てもらい、元気になってほしい」と話している。

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