AIオンデマンド交通 茅野市継続運行方針

LINEで送る
Pocket

AIオンデマンド交通などの今後の運行の考え方が示された新地域公共交通検討会議の会合

茅野市は6月30日夜開いた新地域公共交通検討会議で、5月末で実証運行を終えた人工知能(AI)活用の乗り合いオンデマンド交通を継続運行する方針を明らかにした。本格運行にするか実証運行にするかや、運行システムなどは今後詰める。同時に利用者数が少ないバス路線の統廃合を運行事業者と協議し、AIオンデマンド交通はその代替の移動手段にもしたいと説明した。来年1月以降、可能な部分から順次実施する方針。

また、現在実証運行を延長している「通学・通勤バス」は10月1日から、JR茅野駅-ピアみどり(同市豊平)間を運行している現行路線を北山方面まで延伸するほか、茅野駅と玉川・泉野方面を結ぶ新規路線を追加する考えを示した。北山地区の乗降拠点は地区コミュニティセンターを想定しているとした。

市はタクシー車両4台を使ったAIオンデマンド交通「のらざあ」の実証運行中の利用者数について、累計5715人だったと明らかにしている。開始した昨年12月は21.7人だった1日当たりの平均利用者数は今年5月に51.8人にまで増え、「じわじわ認知度が高まった」とする。特に5月は高校生の下校時間帯での利用が多かったという。

市は現在、 1、利用目的や、既存バス路線から移行した人がどの程度いたかなどの利用状況 2、採算性 3、満足度など利用者ニーズ 4、ビア社が構築したシステムの評価-などの項目で実証運行の検証を進めており、8月に結果を公表する。既存バス路線については市が補助する19路線を対象に継続、廃止、統合を検討する。

市は高齢者や障がい者らの移動手段確保については、福祉の 移送サービスとしてAIオンデマンド交通とは別の形で検討する考えも改めて示した。

おすすめ情報

PAGE TOP