檜尾避難小屋増改築寄付 目標上回る734万円

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駒ケ根市は中央アルプス・檜尾岳(2728メートル)頂上近くにある山小屋「檜尾避難小屋」の増改築工事に向け、事業費を一般から募る「ガバメントクラウドファンディング」の結果を発表した。寄付件数は363件、総額は764万4000円。当初目標としていた300万円を大きく上回る結果に市商工観光課は「多くの人に関心を持っていただき、ありがたい」と感謝している。

同小屋の改修は中アの国定公園化を受け、国県の補助金も活用して事業化した。現在10人ほどの収容人数を40人規模に拡大し、併せて緊急時にはヘリポートとして活用するテント場(約20張)も新設する計画。小屋には管理人を常駐させ、登山者の安全安心を確保する。

総事業費は9000万円。このうち市の負担は2475万円に上る見通しといい、財政負担の軽減を図るため、ふるさと納税制度が適用となるクラウドファンディングを初めて導入した。市外からの寄付者に対してはオリジナルラベルの地元産ウイスキーやビール、改修後の山小屋に設置可能な記念プレートといった返礼品を提供していく。

募集期間は4月1日から3カ月間で県外からの寄付が8割。ふるさと納税の対象とならない市内からの寄付も23件あり、返礼品を辞退した市外からの寄付が65件あった。

同課は「良い山小屋にしてほしいというメッセージもいただいている。皆さんの気持ちに応えられる小屋にしていきたい」としている。市では現地に仮設の避難小屋を設置し、7月中旬にも増改築工事に着手する予定。10月末ごろの竣工を見込んでおり、管理人を置いた運営は来年の登山シーズンからとなる。

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