衆院選へ臨戦態勢 長野5区

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秋までに行われる次期衆院選に向け、県内5小選挙区には現職、新人の計11人が立候補を予定、臨戦態勢に入った。5区は自民党現職で6選を目指す宮下一郎氏(62)に、立憲民主党新人で前中川村長の曽我逸郎氏(65)が再び挑む。宮下氏は通常国会の閉会を受けて地元での活動を本格化。曽我氏は野党共闘を探りつつ対決姿勢を強める。

■宮下氏 地元での活動を本格化

宮下氏は新型コロナの影響で地元での活動が制約を受ける中、会員制交流サイト(SNS)を活用し、日々の活動を小まめに発信してきた。今後はSNSに加え、ミニ集会やオンライン会議を通じて支持者の生の声を聞く機会も増やしていきたい考えだ。

6月28日には党機関紙「自由民主」の宮下氏特集号を発行した。この1年、新型コロナ対策担当の内閣府副大臣や党農林部会長として危機に立ち向かってきたことを強調。引き続きコロナ対策に全力を挙げるとともに、コロナ後を見据え、デジタル化やグリーン化による持続可能な社会の実現を目指すと訴えた。

「衆議院はいつ解散してもおかしくない」との立場から「常在戦場」で取り組んできたが、秋までに必ず選挙が行われる状況となり、支持拡大に向けた活動を加速させる構え。「伊那谷は地方のモデルになり得る地域。そうした思いを多くの皆さんと共有していきたい」と力を込める。

■曽我氏 野党共闘の実現目指す

曽我氏は、上伊那地域をはじめ、過去に「知名度不足」が指摘された飯田下伊那地域にも足しげく通い、浸透を図る。コロナ禍で集会は開けないが住宅地や山間集落などを街宣。「税や社会保険料の負担を減らして所得を増やし、若い人が家業を継いでも、所帯を持って子育てできる環境づくりが急務」と伊那谷の生活者視点で政策を訴える。

羽田雄一郎氏の急逝に伴う4月の参院県区の補欠選挙では、立憲民主党の新人羽田次郎氏の選挙戦に帯同。羽田氏の当選を衆院選の追い風と捉え、「今までのネットワークに無かった多くの人とのつながりができた」とも語る。

県内の参院選では、候補者を一本化する「市民と野党の共闘」が奏功しているが、衆院選では前例がない。現時点で候補者統一に関する方針は未定。曽我氏は「一本化すれば勝てるという認識は共有しているはず」と述べ、引き続き野党共闘の実現を目指す姿勢でいる。

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