2年ぶり大ちょうちん 諏訪の並木通り

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アマビエが描かれた大ちょうちんを設置する保存会のメンバーたち=諏訪市大手の並木通り

諏訪市大手の並木通りに4日、高さ3.2メートル、直径1.8メートルの大ちょうちん4張りがお目見えした。地元有志の「並木通り大提灯保存会」(西沢克廣会長)が2年ぶりに掲揚した。「悪疫退散」「大手においでよ!」などの文字を書き入れ、新型コロナウイルスに立ち向かう大手の心意気を伝えている。

大ちょうちんは例年、諏訪よいてこや諏訪湖の花火に合わせて10張り程度が通りを彩る「夏の名物」。1955年前後から始まり、2016年に大手二丁目商工業連合会が解散した後は、有志組織の保存会が事業を継続している。

よいてこをはじめ夏のイベントが全て中止になった昨年は、大ちょうちんの設置を断念した。しかし「何もなくて寂しい」と残念がる声が多く寄せられたため、今年は「飾り付けて街を明るく照らそう」と一念発起。スポンサーを募らずに地元の店舗有志でお金を出し合って掲揚した。

作業には約30人が参加し、雨よけのビニールでちょうちんを覆った後、ケヤキの木に取り付けた丸太につるした。大ちょうちんには今回の掲揚に協力した保存会、山本や、松富士、雫石の名前をはじめ、疫病よけの妖怪「アマビエ」のイラストや、メッセージも書かれている。

西沢会長(73)は「地域の皆さんに『大手の店は元気でやっています』と知らせたい。また大手に足を運んでもらえたら」と語り、新型コロナの早期収束を願っていた。

大ちょうちんは午後6時から午前1時ごろまで点灯する。9月第1日曜日に下ろす予定という。

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