安曇野市豊科近代美術館で日本現代工芸美術展

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全国各地の作家の受賞作や長野会員の優れた工芸作品が並ぶ

一般社団法人現代工芸美術家協会が主催する第59回日本現代工芸美術展の巡回展(長野日報社など後援)が、安曇野市豊科近代美術館で開かれている。全国各地の作家の受賞作や同協会長野会員の受賞作、出品作など計95点を展示。第40回記念日本現代工芸美術長野会展も同時開催し、長野会員27人の近作1点ずつのほか、過去10年の受賞作など39点が並ぶ。木や金属、七宝、染織など高い技術力で表現された優れた工芸に触れられる。13日まで。

4月に東京都美術館で開かれた全国公募展の巡回展。長野会展は会員の入選作の披露を中心に毎年行うが、巡回展は長野会創立40周年を記念して11年ぶりに開いた。本来は昨年開く予定だったが、コロナ禍で延期していた。

巡回展ではともに文化勲章受章者の大樋年朗・同協会長の陶磁器や、奥田小由女・同協会理事長の人形など、日本工芸界を代表する作家の作品を一堂に鑑賞できる。

長野会員の受賞作は、最高賞の内閣総理大臣賞を受賞した木下五郎・長野会長=駒ケ根市=の金属「羅盈―窮」と現代工芸本会員賞の小林洋子さん=伊那市=の染織「宙へ翔ける」、現代工芸賞の中村美須寿さん=飯島町=の染織「春の光」。木下会長の作品は大自然の営みをコンセプトに天と地が窮することなく永遠に続くことを表現する5部作の3作目という。

同時開催の長野会展では、会員27人の過去10年の作品からお気に入りの1点も展示。金や銀の糸でクジャクを表現したワイヤーワーク、萌木の生命力を色とりどりの漆で表現した作品などを飾る。

木下会長(76)は「昔からある技術や素材、デザインを使いながら新たなデザイン性で今を表現している。時代とともに変化する現代工芸を見てほしい」と話している。

会期中無休。午前9時~午後5時(入館は同4時半まで)。大人520円、大学・高校生310円。中学生以下無料。

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