小中学校熱中症対応ガイドライン作成 岡谷市

LINEで送る
Pocket

岡谷市教育委員会は、「岡谷市小中学校熱中症対応ガイドライン」を作成した。地球温暖化で夏季の気温が上昇し暑さによる命の危険が懸念される中、今年5月、環境省と文部科学省が「学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き」を示し、学校設置者によるガイドライン作成を求めたことに対応した。

市内各校はこれまで、災害などを含めた緊急時に対応する危機管理マニュアルに盛り込まれている内容に沿って熱中症対応を行っていたが、今回、学校設置者の市教委が熱中症対応に特化した共通指針のひな型を作った。

今年度、全国で本格運用が始まった「熱中症警戒アラート」発表時の対応やマスク生活における対策など近年の事情に合わせたほか、熱中症の危険度を判断する環境条件の指標「暑さ指数」を活用。指数31度以上は「運動は原則中止」などの基準を記し、指標を参考に多様な活動場面(部活動、行事、授業中、登下校時など)を想定して指針を作る事前対応の実施を示した。

コロナ禍のマスクの着脱に関しては感染予防対策に配慮しつつ「熱中症への対応を優先」。▽気温や湿度、暑さ指数が高い日は外す▽十分な距離が確保できない状況や熱中症の危険性がない場合を除いて体育の授業でマスクを着用する必要はない―などと現場に臨機応変な対応を求めた。

6日の定例教育委員会では教育委員から、登下校時などに児童が住民や通行人らにマスク未着用をとがめられないよう、新しい生活様式における適切な熱中症対策の周知徹底を求める声が上がった。岩本博行教育長は「子どもの健康を守ることが第一」とし市内各区との懇談の機会などに周知を図る考えを述べた。

おすすめ情報

PAGE TOP