パラスポーツ生徒考案 赤穂高文化祭で対抗戦

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3年生が考案したパラスポーツに取り組む生徒たち

赤穂高校(駒ケ根市)の生徒たちは文化祭「鈴蘭祭」初日の7日、3年生考案のパラスポーツ(障がい者スポーツ)でクラス対抗戦を繰り広げた。座った状態での球技や目隠ししての剣道など四種目。多くの生徒が誰もが楽しめるスポーツに夢中になり、パラスポーツやパラリンピックへの興味を深めた。

オリジナル種目はシッティングバスケットボール、シッティングバドミントン、テーブルホッケー、気配剣道。気配剣道では、選手は目隠しをし、両足首に鈴を付けて試合に臨んだ。歩くたびに鳴る鈴の音を頼りに、相手の居場所を探った。スポンジ製の棒を当てずっぽうで振り回したり、両選手の進行方向が真逆になったりして笑いを誘う場面も。見応えのある試合も繰り広げられ、「難しいけど、面白い」と歓声を上げた。

東京パラリンピックを8月に控え、注目を集めるパラスポーツ。同校生徒会も、共生社会について考えるきっかけになればと、文化祭でのパラスポーツ体験を企画。3年生がクラスごと、「総合的な探求の時間」でオリジナル競技を考案してきた。5クラスから寄せられたアイデア競技延べ30種目以上から、生徒会や体育委員会の役員らで4種目を選出した。

中心になって準備してきた体育委員会の田中ラリッサ委員長は「障がいのある人の立場になって、競技しやすく楽しめるルールなどを考えてきた。パラスポーツへの興味が深まった」と振り返った。パラスポーツ体験を企画した安田真拓生徒会長は「誰もが一緒に楽しめるスポーツとして、赤穂高で良い競技をつくることができたのでは」と胸を張った。

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