今後の発展に協力 移動知事室最終日で会見

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移動知事室の全日程を終えて会見する阿部知事

阿部守一知事は7日、伊那市の県伊那合同庁舎で会見し、上伊那地域を対象に行った「しあわせ信州移動知事室」について、「上伊那は企業の活力と地域行政が一体となり、課題解決に向けた良い循環が行われていると改めて実感した」と振り返り、県として「今後の発展に協力したい」と意欲を見せた。

6日から始まった移動知事室は、この日が最終日。普段は県庁で行う会見を同合庁で開いた。知事は7日、新型コロナウイルスの感染対策で、上伊那圏域の直近1週間の新規陽性者がゼロだったことから「上伊那の感染警戒レベルを『4』から『1』へ引き下げた」と発表。「県民の皆さんの協力のおかげで引き下げられた」と感謝した。

このほか、3日に静岡県熱海市で発生した土石流災害を受け、県内全域で盛り土危険箇所の緊急点検を実施すると発表した。県内各市町村で7日から状況把握を開始。点検は目視で地表面の割れ目や湧水の有無、側溝の破損状況などを確認する。8月末までに点検を終え、改善が必要な場合は所有者に注意喚起する。阿部知事は「市町村と連携し、 県民の安心安全の確保に努めたい」と述べた。

移動知事室関連では、将来的な二酸化炭素の排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボン」の取り組みについて、「今後企業などと連携し、地域における推進組織の在り方を検討したい」と強調。「産業を担う人材の育成と確保」については「定住を促進する県と上伊那8市町村による新組織の設立を検討したい」と述べた。

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