山岳地での事故に備え訓練 消防特別救助隊

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崖で宙づりになっている要救助者の救出に向かう隊員

諏訪広域消防特別救助隊は7日、山岳救助訓練を岡谷市川岸の高尾山で行った。隊員6人が参加し、崖の下で要救助者が宙づりになっているとの想定で救助に取り組み、山岳地での緊急出動に備えて訓練した。

特別救助隊は同消防本部の組織改編に伴い2015年に発足し、隊員18人が岡谷消防署に配属されている。管内の通常救助事案のほか、水難事故や山岳事故、生物・化学災害などに対応する。山岳地帯の事故では主に県警が救助活動を担うが、同隊も連携して救助を行っている。今年は6日現在で、5回出動した。

訓練は実戦に近い環境で救助資機材を使用し、活動現場での課題を探る目的で昨年から行っている。6人ずつ3隊に分かれ、7~9日の日程で実施。山岳地での救助経験が豊富な茅野署山岳救助隊員も参加し、指導に当たる。

7日は山でクライミングをしていた男性が、何らかのトラブルによって崖下で宙づりになっていると想定。隊員は木に括りつけたロープで崖を降り、要救助者の安全を確保してから地上に下ろし、背負ったり担架を使ったりして下山した。

小山和也隊長(41)は「きょう指摘された改善点を生かし、救助方法の幅を広げていきたい」と話していた。

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