秋宮周辺エリア 「まちづくり」設計図策定へ

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下ノ諏訪面影整備グランドデザイン策定委員会の初会合。新たなまちづくりの設計図をつくる

下諏訪町の旧下ノ諏訪宿エリア(諏訪大社下社秋宮周辺)の10年、20年後を見据えた「まちづくり」の設計図を策定する「第1回下ノ諏訪面影整備グランドデザイン策定委員会」は8日、町役場で開いた。地元の区長やまちづくり協議会の代表ら11人に委員を委嘱し、会長に下諏訪商工会議所の津村朋信副会頭を選出。事務局から事業概要などの説明を受け、グランドデザインの策定に向けて動きだした。

秋宮周辺の観光拠点化を目指す事業で、10年、20年後のあるべき姿をハード、ソフト、ヒトの動きなど重層的に重ね合わせ、誰もが共有できる「まちづくり」の設計図をつくる。「稼げる観光地」を目指すとともに、そこに暮らす人々が自慢できるまちづくりも推進する。

該当エリアの観光については、地元に眠る歴史資源の活用、道路環境整備、景観形成などが課題とし、大社参拝者をまち歩きやお金を消費する店舗に誘導する仕掛け、既存施設を活用したプログラムの造成と運営する仕組みなどが必要とした。具体的目標値としては、町における現状の観光消費額約1900円を、5年後には3000円にまで引き上げるとしている。

グランドデザインの策定では、さまざまな角度から意見、提言を行うワーキンググループを設置。同日、第1回会議が行われ、同商工会議所青年部や温泉旅館組合、地元商業会、学生、地域おこし協力隊員ら18人に委員を委嘱した。

今後のスケジュールでは、10月まで月1回のペースでワーキンググループ会議を開いて意見、提言をまとめて策定委に報告。委員会は2カ月に1回程度開き、出された意見の中からグランドデザインに反映すべき意見を抽出する。デザイン案は年内に策定し、来年2月までに確定、公表する予定。

宮坂徹町長は「グランドデザイン策定事業は新たな試み。かつてにぎわいのあった場所に今後も観光客が大勢来てもらうだけでなく、住んでいる人にとっての良いまちづくりにもつなげていきたい」と話した。

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