県 11月末のワクチン接種完了目標を維持

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供給不足を見越したワクチン接種体制について検討した知事と県市長会、県町村会の意見交換会

阿部守一知事と県市長会、県町村会それぞれの役員は9日、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について県庁と各市町村役場をオンラインで結んで意見交換した。新型コロナウイルスのワクチン供給が不足していることを受けて、県は国が示している供給スケジュールを基に今後の接種ペースを試算。県の接種会場と職域接種の分を合わせれば、希望する県民への接種は当初の予定通り11月末までで完了するとの想定を示した。

高齢者への接種は予定通り7月末までに終える見通し。中間目標として、基礎疾患のある人の接種を可能な限り8月末まで、希望する人のうち6割の接種を9月末までに、それぞれ完了する計画を市町村と共有した。供給されるワクチンを無駄なく使用するため、医療圏内で調整する仕組みを県と市町村で検討することも決めた。
 
意見交換会は冒頭を除き非公開。終了後に取材に応じた阿部知事は、「市町村がハイペースで接種できる体制をつくり、ここしばらくは1日2万回程度のペースで進められているが、このペースを維持すると供給が追い付かなくなる」として、今後の接種ペースが落ちることに県民の理解を求める一方、「ペースダウンはするが、供給に合わせた接種体制をつくっていく」と述べた。

県は市町村に供給される今後のワクチン接種について、人口比で計算した「基本計画枠」のみで供給された場合と、基本計画枠に加えて県に割り振られる「調整枠」が供給された場合の2通りで試算。11月22日の週までに、基本計画枠のみの場合は希望する人の75%、調整枠の供給がある場合は同じく80%の接種が完了すると見込んだ。これに県と職域接種の分を合わせて11月末までの完了を想定している。

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