中アの環境守り未来へ 駒ケ根でフォーラム

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中央アルプス山岳フォーラムで中アに寄せる思いを語る地元中学生の代表

中央アルプスの国定公園指定を記念した「中央アルプス山岳フォーラム」が10日、駒ケ根市の駒ケ根総合文化センターで開かれた。新型コロナウイルス感染防止に配慮して入場者数を制限し、事前申し込みのあった約220人が参加。記念式典や基調講演、トークセッションなどを通じて中アの魅力を再確認し、自然環境の保全や利活用について理解を深めた。

県や中南信地方の市町村などでつくる「中央アルプス国定公園指定記念事業実行委員会」の主催。環境省が昨年3月27日、希少な氷河地形や高山植生などがある中アを国定公園に指定したのを受け、当初は同年7月の開催を計画していたが、新型コロナウイルスの影響により1年延期となった。

会長を務める伊藤祐三駒ケ根市長は「指定を機に貴重な自然環境を保護していくと共に中アの魅力を多くの人に感じてもらい、地域振興にも大いに活用していきたい」とあいさつ。顧問の阿部守一知事は「多くの人を引き付ける重要な資源。引き続き協力をいただきながら自然環境をしっかり守り、適正な利用を図りたい」と語った。

会場では地元の中学生を代表して、駒ケ根市東中学校生徒会長と赤穂中学校生徒会長、宮田中学校生徒会副会長が「未来への想い」をテーマに中アに寄せる思いを語った。このうちの一人は「駒ケ岳の雄大な自然は地元で誇れるものの一つ」と強調。中アの環境保全を大きな課題と捉え「未来のために何ができるのか日々の生活の中で考えたい」と話した。

このほか式典では登山家でプロスキーヤーの三浦雄一郎さんが「飽くなき挑戦『今』を生きる」、息子の豪太さんが「父・雄一郎の挑戦」と題して基調講演。中アの魅力を発信する漫画家の鈴木とも子さんと女子登山ブームの火付け役として知られる四角友里さんが「歩こう!中央アルプス」をテーマにトークセッションを行った。

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