コースタルローイング 小島さん準優勝

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コースタルローイングの専用艇を前に笑顔を見せる小島さん=下諏訪町赤砂崎の艇庫「AQUA未来」

RAKO華乃井ホテル(諏訪市)ボート部に所属する小島広大さん(24)=茅野市中大塩出身、諏訪市高島=が、海でこぐボート競技「コースタルローイング」の大会に初出場し、準優勝した。2028年のロサンゼルス五輪で新種目として採用が期待される競技で、今年の世界選手権の出場権が懸かっていた。惜しくも優勝は逃したが、来年の世界選手権を目指して練習に力を入れていく。

2000年代に誕生した新しいスポーツで、静かな湖面などで直線に進む従来のボート競技と違って、波のある海面で蛇行したコースで競うのが特徴。大会は6月26、27日に愛媛県今治市の沿岸で開かれた「ビーチ・ローイング・スプリント・ゲームズ2021 Imabari」(今治ローイングクラブ主催)。レースは砂浜から走ってボートに乗り込み、複数のブイを回りながら進み、Uターンして直線で戻ってくる往復500メートルのコース。ボートから降りて、砂浜のフラッグをつかむまでのタイムを競った。

小島さんは男子ソロの部に出場し、全国から集まった16人と競った。予選のタイムレースの後、トーナメント方式で決勝まで勝ち上がったが、リオ五輪ボート日本代表選手に12秒の差を付けられて敗れた。「優勝を目指していたので力の差を感じて悔しい」としつつ、「来年に向けて練習環境も整え、(従来の)ボートと両立していきたい」と意気込む。

従来のボート競技との違いについて「波があっても安定するようボートが大きくて重い。パワーが必要」と小島さん。波がある中、後ろ向きで蛇行コースを進む難しさもあり、「とにかくコース取りが重要だった」と課題を挙げる。一方で「ボートの新しい楽しみ方を見いだせた。未経験者でもボートをこぐ楽しさを感じられると思う」と手応えを感じた様子だった。

小島さんは岡谷南高校でボートを始め、仙台大学ボート部を経て同ホテルに就職。大学時代には全日本選手権の舵手なしクオドルプルで3位の実績を持つ。

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